一行日記11/20 毎日なんとか英語の勉強時間確保してる。この時期の飲み会is罪

macOSの音声入力が神機能過ぎて使わない理由がわからないレベル。自動修正めちゃ賢い。

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時短とか効率化とか
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こないだお風呂で思いついたアイデアをメモする方法として、Siriを使うとはかどるという記事を書きました。
関連記事:お風呂で思いついたアイデアは忘れないうちにSiriの音声入力でメモすると便利

あれから音声入力についていろんな可能性があるなーと思ってちょくちょく試していますが、その中でなかなか良いなと思ったのがmacOSの音声入力機能。

ショートカットキーから簡単に起動できるうえに、テキスト入力を伴うどんなアプリでも機能するので、ガンガン使って文字を書くには最高です。

設定方法とか

170723 voice input on macos 03

音声入力の設定にアクセスするには「システム環境設定」から「キーボード」にすすみます。

ちなみに右下にある「アクセシビリティ」からもいけますが、 結局は「キーボード」の項目に飛ばされるので同じです。

170723 voice input on macos 01

そしたら「音声入力」のタブから「入」のラジオボタンを選択すればOK。

Macはもとから良い感じのマイクが内蔵されているので、これだけで音声入力開始できます。簡単便利!

起動はショートカットキーで一発

170723 voice input on macos 02

この音声入力機能は、ショートカットキーで使いたい時に即座に呼び出すことができます。

ぼくはfnキー2回押しで起動するようにしています。

このおかげでふだんはキーボード入力しつつ、気が向いたらfnキー2回押しするだけで音声入力モードに切り替えられるのでめっちゃ便利です。

ちなみに音声入力モードは数秒間無入力になると自然にキーボード入力モードに戻ります。

それを待たずとも音声入力モード中でもおもむろにキーボードを叩き始めればキーボード入力モードに戻れます。

前後の文脈に合わせて自動的に修正がかかる機能が神

この音声入力機能の一番おもしろいところは、「すでに入力済みの文章でもそのあとの文脈によってあとから自動で修正をかけてくれる」ところ。

もちろん音声で入力した文字は瞬間的にリアルタイムで変換されていくんですが、そのうえで、確定した文字列でもその後の入力にあわせてあとから自然になるように自動修正がかかるんですね〜。

どうも機械が文脈を解析して「ほーん、このひとはこういうことが言いたいのね。ほんだら、さっきのここはこうしておいたほうがいいかね」と勝手に既に入力済みの単語の変換とか文の切れ目を適切になるように修正しているっぽい。
さらにこのタイミングで「とりあえずリアルタイムで変換しておいた」ような単語があっても、文脈的に正しいものに修正されます。すごい!

で、だいたいこの手の機能って「いらぬおせっかい」になりがちですが、これはものすごく的確で、かなり便利。

機械は人間がこれから言わんとすることがわからないので、これまでの音声入力ではほぼ毎回変換結果を直す作業が必要でした。
ですがmacOSの音声入力では、この機能のお陰でほぼ一発でそれなりに意味の通る文章が書けてしまいます。

しかも!恐ろしいことに!!それが不自然じゃない!! !
Macの音声入力、恐ろしい子……!

当面のブログ的な用途は「記事のエッセンスとなるアイデアの書きなぐり」

このように大変便利な音声入力機能、ひとまずぼくはいまのところ、ブログ記事の下書きに使っています。

いつもボケっと過ごしているんですが、書きたいことってそういうときにいきなり頭に浮かんでくるんですよね。
で、一度浮かびはじめるとそのスピードってとても早くて、キーボードの入力が追いつかないくらいになります。

キーボードを使って文字を書いているうちに文字を打つことに意識が向いてしまうと、その間にどんどん浮かぶアイデアを全部すくい上げることが難しくなります。
それに一度別のことを考えてしまうと、思考が淀んでしまって噴出速度が鈍るんですよね。

でも音声入力を使いはじめてからは、アウトプットするスピードが脳内のアイデア噴出速度に負けなくなったので、取りこぼしがなくなりました。

だいたい3分くらいばばばーっと話し続けるとブログひと記事分くらいの文字量にはなるので、あとはこれを整形したり、つけたしたり、並べ替えたりすれば完成。

実際のところ、主張の展開とか記事のエッセンスになるアイデアの吐き出しなど、クリエイティブな部分については2〜3分間の音声入力フェーズで終わります。
残りの文章編集はどちらかといえば「作業」という感じ。

音声入力のお陰でこの「作業」部分を真に重要な「アイデア出し」と分離できるので、「考えながら書く」ということにはなりません。
結果的に脳に掛かる負担も少なくなってんじゃないのかな〜とも思っています。

入力速度は初心者でも分速300文字くらいは軽くいける

macOSの音声入力を使ってみてもうひとつ驚いたのが、そのスムーズさ。
まだまだ音声入力をはじめたばかりですが、特に工夫しなくとも分速300文字ぐらい余裕で打てる感じ。

実はこれまでiPhoneで音声入力を試していたりしたんだけど、こんなに早くなかったんだよね……。ハードウェアのスペックにもよるのかな?
関連記事:21世紀になったし、もう日記は音声入力で書いたら良いのではないか説

分速300文字ってことは、1時間で18,000文字。
何の工夫もしていないのに、音声入力を導入するだけでこのスピードが手に入るって、純粋に考えてふつうにやばくないですか?

追いかけ更新をしているわたくしのような者にとっては、(文字通り)手をかけず文章が書けるのは記事の量産につながるのですごく便利なこと。

もっと工夫すれば文字数だけなら伸ばせそうですが、さすがに1時間もすればアイデアも枯渇する気がします。
もう音声入力の入力速度におけるボトルネックは機械ではなくて人間なんだなー……。

ほんとうにただ思いつきで音声入力を導入しただけなのに、これだけで生産性25%くらい向上したのではないかな。

改行のやりかたを改善してほしい

現時点でのmacOSの音声入力はかなりイノベーティブで、現時点ですでに「使わなきゃもったいない」レベルの完成度。

もしひとつ改善要望を挙げるとすれば、それは「改行の方法を変えてほしい」というところ。
現状では「新しい行」といえば改行してくれるようですが、ぼくは滑舌が猛烈に悪いので何回入力しても「新しい医療」と認識されてなかなか改行できません……。
公式サイト:Mac でテキストを音声入力する – Apple サポート

とりあえずいまはアイデアの取りこぼしのほうがこわいので、改行は諦めてガンガン入力することにしています。

わかりやすい信号で改行できるようになればいいんだけど……。
行儀は悪いけれど、「舌打ち」なんて最高だと思うなー。

一瞬で発音できるし他の日本語の発音と差別化しやすいので機械にとってもわかりやすいんじゃないかな。
ただしあんまりふだんから舌打ちしてると癖になってしまっていつかやってはならない場面でナチュラルに舌打ちしてしまいそうでこわい……!

まとめ

これでさらに文字入力生活が快適になると思うと嬉しいです。
いろんな方法でブログが書けるようになるのは本当に助かるなー。

特に仕事で極限まで疲れている日でも、椅子に座らなくても目をつむって寝転びながら文字を書いていけるというのは本当に未来です。

最近はiPadでブログを書いてみたり、いろんなアウトプットのツールを試してみているけれど、macOSの音声入力はかなりのイノベーションだと思います。

ひとつの目的に向かういろんなアクセスルートをもっていくおく事はとても大事なこと。

Macをお使いの方は追加費用一切無しでいまこの瞬間から試せるので、ぜひお試しあれ〜。

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