こないだ自宅のBOSEのスピーカーを、Bluetoothのレシーバを使って無線化しました。
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これまではスピーカーが有線だったので、スピーカーで音楽を流すのはもっぱらケーブルがつながっているパソコンからのみでした。
だけど無線化したらBluetoothに対応している機器からなら好き放題音楽流せるようになったので、なんでもかんでもBOSEのスピーカーから流すようになっています。
その結果、音楽を聴く時間が増えに増えまくっておりまして、毎日めっちゃ楽しくなっております。
行動に移すまでの「ハードルの低さ」が重要
いまじゃ朝起きて、布団の中からiPhoneを操作するだけで部屋のスピーカーを鳴らすことができます。
まるでiPhoneがコンポのリモコンのような感覚。
朝の時間を音楽を流しながら過ごせるようになって超優雅になっているんですが、「別にこれまでも朝に音楽流したかったら流せばよかったじゃん」って話。
だけど、なんでかそうしてなかった。
いま思えば、それは「朝わざわざパソコンを開いて音楽を流すのはハードルが高かった」からです。
パソコンを開いて流す曲決めるのって、スマホから曲選ぶのよりも明らかにハードル高い。
「そんなの大した手間じゃないでしょ」と自分でも思いますが、そう思うような小さなことこそ重要で。
このひと手間が、気にもならないようなハードルの存在が、ふだんの生活を左右しているんだなーと実感しました。
日常の行動は実のところだいたい無意識でやっていて、それは環境に大きく左右されている
つまるところ、我々の行動のほとんどは自分で判断してやっているつもりだけれど、実のところはかなり無意識にやっているところが大きいんだと思います。
で、無意識だからこそ、その行動を起こすかどうかっていうのは、目的までのハードルが低いかどうかで決まってくるんだなーと思いました。
目的へのアプローチを最短距離にするっていうのはとっても大事。
生活に取り入れたい事柄や、習慣にしたい物事、やり忘れたら困るようなことは、それらに対するハードルをあらかじめ下げておくのが良いと思います。
たとえばランニングを習慣化させたかったらウェアを着れる状態で出しておく、とか。
一眼レフは電源スイッチをオフにしないでスリープにしておくとか。
勉強したい本は開いたままで置いておくとか。
逆に言えば辞めたい習慣はハードルを上げればいい
これを逆手に取れば、辞めたい習慣はそこに至るまでのハードルを高くするというのもいいかも。
twitterとかFacebookばかり見てしまうひとはアプリを消してみるとか。
ついつい間食しちゃうならすげー取るのめんどくさい棚の奥の方に置くとか。
まとめ
物事に対するハードルを自分の意志で上げ下げすることで、無意識をできるだけコントロールするというのはけっこうおもしろい考え方。
なんか書いてみると当たり前の話なんだけど、自分の生活の中で再発見したことで腑に落ちたので記事にしてみました。
なかなか効果がありそうなので、意識して生活に取り入れていきたいなー。