一行日記4/27 豆苗育て中。

正体不明のアーティスト「さよならポニーテール」の魅力とおすすめ曲を語ろう

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音楽とかフェスとか
この記事は約7分で読めます。

僕けっこう音楽好きなんですが、それを変な方向に妙にこじらせた結果「僕の音楽好きって実はそれほどでもないのでは?」となり、ウェブ上で「この音楽がおすすめ!」とか書けなくなる病気にかかっています。

しかし、そう思うあまり自分の「好き」を発信しないのは、なんだかもったいないような気もしていて。

で、先日下のようなツイートをしてみたら意外と反応があったので、ここはひとつそういう記事を書いてみる、という試みです。

音楽ストリーミングには、4000万曲以上聴き放題のAmazon Music Unlimitedがおすすめです。

「さよならポニーテール」とは

音楽ナタリーから引用すると、こんな感じのグループ。

みぃな、なっちゃん、あゆみんの3人の女の子たちを中心に、謎に包まれた“さよポニワールド”の住人たちで構成されたグループ。これまでに一度もライブを行わず、MyspaceやTwitterといったソーシャルメディア上のみで活動を続けている。
さよならポニーテール – 音楽ナタリー

つまり謎しかない。

だけど、生み出されてくる曲がことごとく神。

僕の中でここ数年に渡って「いま一番ライブを観たいグループ」部門第一位の座に君臨しています。

個人的さよポニおすすめ曲ベスト3

このままではなんのこっちゃだと思うので、おすすめ曲3つに絞って貼ってく。

1位:ねぇ、ずっと好きでいてもいいかい?

一位はメジャーデビュー前の自主制作アルバム収録の「ねぇ、ずっと好きでいてもいいかい?」。

この曲の良いところは記事冒頭に貼ったツイートに凝縮されています。

語彙がアレだけど、単刀直入に申し上げて「美しいしかない」としか言えない。

公式Youtubeでこの曲がないのでApple Musicのリンク貼っとく……と思いきや、記事執筆時点では「この曲はまだリリースされていません」という謎ステータス。

僕はいちばんこの曲が好きなので、聴きたいひとはシングル版の「ねぇ、ずっと好きでいてもいいかい?」か、自主制作の1st神アルバム「モミュの木の向こう側」を手に入れるべし。

2位:ナタリー

個人的2位は「ナタリー」。

これはYoutubeに昔のTVアニメのオープニングをイメージしたPVがアップされてるので全編試聴できます。

一聴して分かる通りすごくキャッチーで、少し切ない曲調が多いさよポニの中ではかなりのポップ路線。

この曲の何が良いのかと言われたら、それはやっぱり「メロディー」そのもの。

だって実際、こんなに非の打ち所のない完璧なメロディーってある?

こちらはメジャーデビューアルバムの「魔法のメロディ」の5曲目に収録。

3位:またね、バイバイ

ほんとに名曲ぞろいのさよポニの中で、あとひとつ挙げるとしたら「またね、バイバイ」。

ちょっと憂鬱な歌い出しからのメロへの流れ、そしてサビで一気に広がるハモリの尊さよ……!

1回目のサビでは音数少なくシンプルにメロディーの美しさを際立たせ、2回目以降は重なるハモリ&コーラスに、激エモいベースラインの合わせ一本。

一発で覚えられるメロディーなので、初めて聴いていても2回目のサビのアレンジの良さがものすごく際立つ。

しかし、こちらもiTunesストアは「リリースされていません」で、公式Youtubeにもない……!

ネット上での試聴が困難なのでこちらも「モミュの木の向こう側」をゲットすべし。

さよポニの良いところ3つ

ここからは、僕がさよポニで良いと思うところを3つに絞って書いてみます。

その1:ダントツにメロディーが良い

さよポニを語る上で、その卓越したメロディーセンスは外せない。

アレンジでごまかしたりする必要がない、純度100%の良質なメロディーだけで曲が成り立ってる。

ちいさいとき、はじめてポカリスエット飲んだときに、そのあまりの飲みやすさに「飲んでないのに染み込んでくる!」みたいな感覚と感動を味わったんだけど、アレの耳版。

よどみもなくてひっかかりもなくて、歌い出しからサビ、そしてアウトロまで、まさにすべてが「一本の糸」でつながっている。

雰囲気としては時おりなつかしいような感じで、昔のスピッツ感や、ちょっと古いけどビーイングあたりの世代っぽさも感じる瞬間もある。

特に上の「思い出がカナしくなる前に」を含め、1stアルバム「モミュの木の向こう側」の収録曲は全部メロディーが鬼。

その2:ちょっとプロっぽくない歌声が良い

さよポニの歌は基本的にささやくような低血圧な歌声。

声を張ったりしないし、ちょっとあえて素人っぽく歌っているところもある。

それが全然プロっぽくないんだけど、だがそれがいい。

プロの超絶歌唱を聴いても「そらそうでしょ」って感じだけど、帰り道にクラスの女の子が隣で歩きながら歌ってくれたらめっちゃグッとくるじゃないですか。

あの現象が全曲で巻き起こされてる感じ。

その3:SNS的なプロモーションがうまい

この時代にあって、このグループは情報のコントロールがすごくうまいと思う。

  • 手描きイラストのキャラクターを使った情報発信
  • ライブを一切やらない
  • イベント時もメンバーは参加しない

あとは

  • メンバーの背後に著名な人物は一切存在しない
  • 曲は試行錯誤しながら自主制作のように作り始めた

というところも良いし、さらに「一般公募でメンバーを追加している」というところも、どう考えても良い意味でやばい。

そんなんできひんやんふつう。

まとめ:いま一番ライブを観てみたいグループ。

(上に貼った「空も飛べるはず」はスピッツのカバー)

さよポニのやり方は、完全にSNS時代を攻略しにきているというか、すごくイマっぽい。

これをSNS黎明期の2011年ごろからやりはじめているとか、プロモーションしているひとはものすごく頭がいいなーと。

それで曲もものすごく良いんだから、これがハマらないはずがない。

今後も要チェックしていきたいグループです。

余談だけど、今日こうして音楽系の記事を書いてみてすごく楽しかったので、また気分が乗ったら別のアーティストでこういう記事を書いてみたいと思います。

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