ちょっと前から、ブログ執筆のペースをGoogleスプレッドシートに記録することにしています。
しばらく続けてみて素晴らしいと思ったポイント4つを、この記事でまとめておきます。
不思議なことにデータを記録するだけでうまく回りだすので、良い習慣化アプリが見つからないひとや、なんとなく行き詰まっているひとは参考にしてみてください。
Googleスプレッドシートで管理している項目
ぼくがブログに関して記録しているのは以下の項目。
- ブログ更新記事数
- ブログの過去記事リライト数
- ブログを書くのにかかった時間
あとはブログ以外では読書時間も記録してます。
このなかでも欠かさず書くようにしているのは「ブログ更新記事数」。
そして、これらの項目それぞれについて、以下をペアで残すようにしています。
- 一日あたりの目標量
- 一日あたりの実績
さらに、Googleスプレッドシートはエクセルのような数式が使えるので、これらを週単位と月単位で自動的に集計するようにしています。
メリット1: 数値を記録することで自分を客観視できる
記録を取ることの一番のメリットは「自分を数値で客観視できる」ところ。
「漠然と予定よりも遅れている状態」だと再開するにあたってのプレッシャーもかかる。
そうなると、放置したタスクにもう一度取り掛かるのは気が重いもの。
一方で「どのくらい遅れているかを数値で把握して可視化した状態」だと、かなり気の持ちようが違ってきます。
客観的に数字で把握することで、ついつい心のなかで膨張してしまう不安感を抑えることができるわけですね。
メリット2: 長期の視点を立てやすい
数字でデータを取る意味は、将来的な計画をたてるときにも有効です。
- 毎日このくらいやっていけば遅れを取り返せる
- 毎日これだけの量を続けていれば一年後にはこれだけ蓄積できる
イチローが打率でなく安打数を重要視していたように、一度積み上げた数字は減らないもの。
人間、短期的な好不調があるのは仕方ない。
だからこそ、そこに囚われすぎることはやめて、この「積み上げの数字」を伸ばすことに集中すると、良い感じにモチベーションもキープできます。
メリット3: 将来の繁忙期に向けて先手が打てる
また、数値データを取り続けることで
- こういう状況になると自分は継続が途切れがちになる
というパターンがつかめるようになるので、将来のイベントに向けて先手先手で計画をたてることができるようになります。
一度ミスしたら改善して、同じ過ちを繰り返さないようにするだけでもめちゃくちゃ遠くに行けるはずなので。
メリット4: 手間をかけずに継続できる
毎日記録をつけていくのって、手間が掛かるし面倒なこと。
だけどGoogleスプレッドシートはスマホアプリも出ているし、ブラウザからもアクセスできるので、アクセスの手間を極限まで軽減することができます。
さらにぼくはTodoistに毎日繰り返しで「Googleスプレッドシートに入力」というタスクを入れています。これで入れ忘れもなし。
Googleスプレッドシートは管理項目も自分で好きに決められるので、既製の習慣管理アプリよりも自分にピッタリの仕組みを作り込むこともできます。
データのエクスポートも簡単なので、「特定の習慣管理アプリにデータを積み上げていたけど、アプリの開発終了とともにデータも失われてしまった」ということも起こりません。
積み上げたデータをグラフにして長期の波をみることも簡単だしね。
そういった点からもGoogleスプレッドシートはおすすめできます。
関連記事:安心して「忘れる」ために。Todoistで自分に最適化されたタスクリストを作るコツ
まとめ:記録をつけることの成果は凄まじい
ぼく自身、ブログの追いかけ更新にはGoogleスプレッドシートを最大限に活用しています。
いまや、長期の取り組みをサポートしてくれる大事なツールとなっています。
記録するだけでうまくいくなら、やらない手はない。
Googleスプレッドシートは完全無料で使いはじめられるので、ぜひお試しあれ!
関連記事:Googleスプレッドシートが超絶便利な件。スマホからも操作が簡単!
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