この4月でiPhone 6sにしてから二年が経過。
関連記事:格安SIMへの移行プロジェクト進行中!スマホ買い替えは結局iPhone6sにしました。
ちょうどiPhone 6sを買ったタイミングで格安SIMに乗り換えているので、格安SIM歴も2年を超えたことになります。
というわけで、ざっくりと大手キャリアと格安SIMで月々にかかる経費を比較してみることにしました。
今日でiPhone 6sにして格安SIMに乗り換えてから2年経過。そろそろ新しいiPhoneにするのもありかなー。と思いつつ、iPhone Xの新しいやつが出る気がするので待つ!
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2018年4月12日
比較の前提条件
この記事では、LINEモバイルとドコモで、以下の条件での比較をしてみます。
- 月々5GBのデータ回線を契約
- 格安SIMでは最初に10万円払ってスマホ端末を一括購入
- ドコモはスマホ端末代込みの2年縛りで契約
- どちらも音声通話プランはつけない
ちなみに:僕の使用条件
ご参考までに、僕の使用条件は以下の通り。
- 使用回線は格安SIM(いまはLINEモバイル)
- 使用端末はSIMフリーのiPhone6s
- 通話はほとんどしない(つかってもFaceTimeかLINE)
格安SIM(月々5GB、データ通信のみ)で2年間運用すると月々5,800円程度
(上の料金表はLINEモバイル公式サイトから引用)
月々5GBの使用を想定すると、
- 端末購入費用:10万円(iPhone購入費)
- 月額回線料:1,640円(データ5GB。2年間だと1,640円×24ヶ月=39,360円)
この条件で2年間使い続けたとすると、以下の計算となり、月々5,800円になりました。
139,360円÷24ヶ月=月々5,800円
(139,360円の内訳は、端末代10万円 + 格安SIM24ヶ月分39,360円)
大手キャリアは同条件で2年使うと月々7,000円
引用元:データプラン(スマホ/タブ) | 料金・割引 | NTTドコモ
月々5GBの使用を想定すると、
- 端末購入費用:なし(本体代込み、2年縛り)
- 月額回線料:7,000円(データ5GB。1年間だと7,000円×24ヶ月=168,000円)
この条件で2年間使い続けたとすると、以下の計算となり、月々7,000円になりました。
168,000円÷24ヶ月=月々7,000円
(168,000円の内訳は、ドコモ24ヶ月分168,000円)
同じ5GBデータプランの場合、LINEモバイルを2年つかった時点で大手キャリアよりも毎月1,200円安い!
というわけで、データ通信5GBの条件下で比較した場合、2年経過時点の月あたりのコストは
- 大手キャリア(ドコモ):月々7,000円
- LINEモバイル:月々5.800円
となりました。
ちなみに、仮に手持ちのスマホを買い換えずにLINEモバイルにMNPする場合は、初期投資の10万円がなくなるので月々のランニングコストは
- 大手キャリア(ドコモ):月々7,000円
- LINEモバイル:月々1,640円
となります。圧倒的……!
はじめに端末代を一括で支払って格安SIMを使う場合は、途中で辞めると大手キャリアよりも高くつきます。
ですがその期間をのりきれば、格安SIMのほうがオトク。
しかもその後は同じ端末を長い期間使えば使うほど、格安SIMの月額料金は抑えられていきます。
大手キャリアと格安SIMのメリットとデメリット
大手キャリアと格安SIMのメリットをおさらいするとこんな感じ。
それぞれのメリットはデメリットの裏返しです。
大手キャリアのメリット、デメリット
◯ 回線速度が安定していて速い
◯ 高額な端末代を最初に負担する必要がない
☓ 契約に2年縛りがあるので、2年会は同じ会社と契約し続けないといけない
☓ 長い目で見ると維持費が高くつく
格安SIMのメリット、デメリット
◯ 長い目で見ると維持費が安くなる
◯ 契約に2年縛りがないので、他に良い格安SIM会社が出てきたらすぐ乗り換えられる
☓ 回線速度にムラがあって遅いときがある
☓ はじめに高額な端末代を一括で負担する必要がある
2年落ちでもiPhoneは中古で高く売却できる
ひとつ忘れてはいけないのが、iPhoneは2年落ちでも高く買い取ってもらいやすい点。
僕自身、以前古くなったiPhone 5とiPhone 6を買取業者で買ってもらったことがありましたが、合計額は35,000円でした。
関連記事:ヒカカクの評価ランキング1位の池袋「モバイルモバイル」に中古iPhoneを買い取りしてもらいました。対応、価格ともに大満足。
このくらいの価格で売ることができれば、ざっくりと初期の端末費用の3〜4割は回収できる計算になります。
検討する上ではこういう点も頭に入れておくと良いです。
売るためにはきれいな方がいいので、ケースに入れて大事に使うが吉。
まとめ:やっぱり格安SIMがおトク!
せっかく2年間格安SIMをつかってきたので、ここいらで一回維持費を計算してみよう、と思って書き始めたこの記事。
結果としては、費用の面では格安SIMのほうが月々安く済む、ということがわかりました。
もちろん大手キャリアにも「初期の端末代を負担しなくて良い」「回線が安定して速い」というメリットはあるので、それぞれのライフスタイルで選んだら良いとは思います。
僕自身は、2年間格安SIMをつかってきて特に不満を感じたこともないし、今後も格安SIMを使い続けるつもりです。
特にいま使っているLINEモバイルは、お得なキャンペーンもあるのでかなり乗りかえをおすすめできます。詳細は以下の記事をどうぞ。
関連記事:LINEモバイルに乗り換えない理由がない件。ヘビーユーザが語る圧倒的メリット3選
「そろそろ格安SIMに乗り換えてみようかな」という方はぜひ参考にしてみてください。
では!