ブログを書く時にどうしてもほしいのがインターネット回線。
モバイルのWi-Fi環境が充実してきたとは言え、悩みはつきません。
- 出先ではいつでもどこでもWi-Fi環境が手に入るとは限らない
- モバイルルータを持ち歩くのは重いし維持費がかかる
- Wi-Fiを求めてカフェに入るのも出費がきつい
- スマホのテザリングも回線が遅いし、月間使用容量があっという間に無くなる
というわけで、オフラインでうまいことブログを書く方法を考えていたんですが、その最終回答にたどり着きましたので記事にしておきます。
使うのは以下のふたつ。
- Lightroomの「スマートプレビュー」機能
- MarsEdit
Lightroomに入っている写真、最近のはスマートプレビュー生成しているけれど過去分はできてないものがあったので一気に生成してる。これでHDDに繋いで無くてもどこでも編集できる!
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2018年2月1日
MarsEditからLightroomを直接みにいけるようになったの、ほんとうに便利。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2018年2月1日
Lightroomの「スマートプレビュー」とは
Lightroomのスマートプレビューとは、ざっくり以下のような機能のこと。
- スマートプレビューを生成しておけば元データにアクセスできない環境でもLightroom上で画像の閲覧・加工・編集ができる
- スマートプレビュー上での編集内容はあとで外付けHDDに接続した時に元画像に反映される
つまり、画像の元データが外付けハードディスクにある場合でも、スマートプレビューさえ生成しておけばいつでもどこでもLightroom上で画像の編集ができるということ。
「そんなコトできるの?」と思いますが、できるんです!
テクノロジーの勝利。
Lightroom 6で全画像のスマートプレビューを生成する方法
Lightroomに読み込み済みのすべての画像に対するスマートプレビュー生成手順は簡単。
- 画面左の「カタログ」で「すべての写真」をクリック
- Ctrl + Aですべての写真を選択
- 上部メニューの「ライブラリ」→「プレビュー」→「スマートプレビューを生成」
これだけでOK。
すると一気に全画像に対するスマートプレビューの生成が行われます。
これさえやっておけば、次回以降は外付けハードディスクに接続していなくてもすべての写真にアクセス・加工・編集し放題。
枚数が多いとちょっと時間はかかるけど、一度やれば時短効果は果てしない。絶対やろう。
ちなみに、Lightroomに画像を読み込む時に毎回自動的にスマートプレビューを生成するように設定しておくこともできます。
そうしておけばこういう手間もかかりません。
MarsEditを組み合わせると完全オフラインでもブログが書ける
このスマートプレビューはブログを書いているひと、特にMarsEditユーザーに最高に相性がいいです。
というのも、MarsEdit自体もオフラインで記事を書く機能があるので、MarsEditとLightroomを組み合わせることで画像を多用する記事でも完全オフラインで問題なく記事を書きあげることができます。
流れとしてはこんな感じ。
- Lightroomでブログに使う画像の選定
- スマートプレビュー上で画像の補正・加工
- Macローカルへの画像の書き出し
(必要ならLightroomの書き出しオプションでリサイズ、リネーム、ナンバリング) - MarsEditに画像の埋め込み
- MarsEditで画像のプレビューをみながらテキストを入力
- 完成!
あとはインターネットにつながったところでWordPressサーバに記事をアップすればOK。
まとめ:ブログ書いてるならLightroomとMarsEditは導入しよう!
LightroomとMarsEditの組み合わせはほんとうに便利。
すべてがMacの中で完結するので、飛行機や新幹線の移動時などでインターネット接続が手に入らなくても、まったく問題なし。
これならWi-Fi難民でもブログをガリガリ書けます。
特に写真を多用する旅行記事とは相の性がグンバツ。
というわけで、Macでブログ書いているなら、LightroomとMarsEditは導入するが吉。
それぞれの導入理由を書いた記事もありますので、ぜひご参考にしてください。
では!
関連記事:ブログ更新用にLightroomを購入!Creative Cloudではなくダウンロード版にした理由
関連記事:MarsEdit 4にアップデートしたの巻。ブログエディタの到達点。