去年からキャンプフェスの延長で装備を整えているキャンプ関係。
秋には長野の戸隠でキャンプしてきましたが、年が明けてガッツリ寒い2月のある日、奥多摩にある氷川キャンプ場に行ってきました!
奥多摩にある氷川キャンプ場
氷川キャンプ場は奥多摩にあるキャンプ場。
実は学生の頃に3回くらい来たことがある場所で、今回はすごく久しぶり。
予約不要で当日フラッと来れるキャンプ場なので、当日朝の天気を見てから気軽に来ることができます。
アクセスはJR奥多摩駅から徒歩5分くらい。
駅を出てから道なりに歩いていくと管理棟が見えてきます。
駐車場もあるので車で来てもOK。
管理棟で受付を済ませ、隣の売店で買い物
こちらが管理棟。
受付で人数と滞在日数を告げてお金を払うとテントにつける札がもらえます。
テントは一張で800円なので、なかなかリーズナブルでいいですね。
受付の横はちょっとした売店になっているので、そこで薪を買ったり必要物資などを購入できます。
僕は薪を管理棟で横の売店で購入して、食べ物は近くのスーパーで買い出すことにしました
こちらが受付で購入した薪。
こちらのキャンプ場では二種類の薪が用意してあって
- 燃えやすく炊事に向いているけどすぐ燃え尽きるタイプ
- 火がつきにくいけどじっくり長く燃えるタイプ
がありました。
この日は炊事もしたかったので、燃えやすいタイプを購入。
ガツガツ燃やしていくと2時間くらいで燃やし終わっちゃう量だけど、チョロチョロ燃やして夕方まで楽しむことができました。
別記事で書くけど、ピコグリルはチョロチョロと焚き火を細く長く続けるのに向いている焚き火台なので、少ない薪の量でもじっくり焚き火を楽しめました。
受付を済ませたら川沿いのキャンプサイトへ
受付を済ませたら斜面を下って川沿いにあるキャンプサイトへ。
川沿いの風景を見た時、数年前と全く同じ光景に感激。
最後に来たときは夏で、川に入ったり花火したりしたなぁ。
時は流れたけどここは何も変わっていないんだなぁ、と思って嬉しくなった。
この日は2月上旬の平日で、僕が到着したのは朝8時半くらい。
それにもかかわらず昨夜から泊まっていたキャンパーのテントが結構ありました。
もっとガラガラだと思っていたのでこれは意外。
清潔で設備充実のキャンプ場
氷川キャンプ場は直火OKなキャンプ場。
これはこれでありがたいですが、僕はこれまでに読んだ堀田貴之さんの本の影響などから、焚き火で地面にダメージを与えるのは避けたいと思う派です。
買ったばかりの焚き火台を使いたかったということもあり、今回は焚き火台を使うことにしました。
キャンプ場には屋根付きの炊事場も何か所かあります。
綺麗に掃除されていていい感じ。
水道もこんな感じでたっぷりあります。
水場もたくさんあるのですが、斜面の下の方にある川に近い水場は冬季の凍結の影響で使用禁止になっていました。
テントが寒い時期でもはバンガローがあるので安心。
僕も昔はここに泊まったなー。何もかもが懐かしい。
この道、めっちゃ覚えてる。
ほんとに何もかもあの頃のままだ。すごい。
今回の装備は30Lザックひとつ。
今回の装備はいつもどおり30リットルのザックひとつ。
持ち物はまた別途記事を書きます。
かなりパツパツになりましたが、自作したゴムロープによりウレタンマットとヘリノックスを外付けできるようになったおかげでなんとかおさまりました。
関連記事:アウトドア用でちょうどよい長さのカラビナ付き伸縮ゴムロープが無いので自作した話
テントはMSRのハバハバNX。
この日の夜はだいたい2℃くらいまで気温が低下。
ハバハバNXは3シーズン用テントなので真冬はめっちゃ寒かったけど、持参した装備で寒さをカバーしてしのぐ感じがまたたのしかったりするので手に負えない。
昼間はポカポカだったので寝袋を干すなど。
買い出しは奥多摩駅との間にあるスーパー小川へ。
設営を済ませたらキャンプ場の外にあるスーパー小川へ。
このお店は奥多摩駅と氷川キャンプ場のちょうど真ん中くらいのところにあります。
食べ物以外でも必要なものはここで買うことができるので安心。
シーズンオフだったからか肉などはかなり限られたラインナップだったので、冬に肉パーティをしたいひとはあらかじめ食材を持参するのがおすすめ。
スーパー小川から見えるところに八百屋さんもあるので、野菜は万全です。
食材の買い出しを終えてキャンプ場へ戻ります。
氷川キャンプ場の駐車場横にはカフェクアラ(cafe kuala)というカフェもあるので、ランチはここで済ませるのもいいかも。
ピコグリルを使ってごはん作り。
キャンプ場に戻ったあとは火をおこして焚き火をしながらごはん作り。
新しく買った焚き火台「ピコグリル」のデビュー戦です。
一度火を入れると黒くなるので、このつややかなステンレスの輝きはもう二度と拝めない……!
デビュー戦に用意したのは安定のマルタイ棒ラーメン。
煮込み3分で間違いなくおいしい初心者の味方。
適当に買ってきたいい感じのウインナーをぶちこんで煮ます。
スーパー小川で買ってきたパンを火で炙ったら超美味しかった。これは映える。
余ったウインナーは遠火でじっくり火を通しながら焼いていきます。
沸かしたお湯でコーヒーを淹れて飲み、空を見上げてコーヒーで温まった熱い息をフーッと吹きだす。
聞こえるのは川の音と薪が小さく爆ぜる音だけ。
この時間帯、まじで至福でした。
夕方まで焚き火をして、ちょっと早めの晩ごはん。
ゆっくり焚き火を楽しんでいるとだんだん日が暮れてきました。
暗くなる前にいろいろ済ませておきたいので、ちょっと明るいけど16時ごろに夕食の準備。
スーパー小川で買ってきたうどんともつ煮込みで持つ煮込みうどんを作成。
うどんが一食分から売ってるのはいいね。ちょい高いけどプライスレス。
ザックの容量にもっと余裕があれば家から全て持ってきても良かったけど、そこは30リットルザックの限界か……。
というわけで焚き火でもつ煮込みをあっためて、そこにうどんを放り込んで完成。
簡単だけどおいしくていいなこれ。
キャンプ場の夜は早い。
夕ごはんを食べたあとは焚き火をしっかり最後まで燃やしきって、いろいろ片付けてテントにGO。
iPadでまったりKindle本を読んだりしてたけど、そのうち飽きて目を閉じて川の音を聴いていた。
一応、映画もダウンロードしてきたんだけど、そっちはなんだか気分じゃなかったので観なかった。
寝袋の足元に使い捨てカイロを入れて目を閉じたら一瞬で入眠。
たぶん19時半くらいには寝てた。
テントが凍りつく朝。
翌朝は5時くらいに目が覚めて行動開始。
足元のカイロはすっかり冷たくなってたけど、ウレタンマットとインフレータブルマットの二重作戦のおかげでそこまで寒くはなかった。
テントから顔を出すと早朝の空気が気持ちいい。
大きな音を出したら空気が割れそうなくらいに静かで冷えてる。
テント表面はこのように凍結。
裏地もいつもは結露で済んでたけど、今回はしっかり凍ってました。
バシバシはたくと氷の膜が剥がれるので、水滴よりは処理は簡単かもしれない。
そうこうしているうちに山の向こうから朝日が差し込んできました。
日光が当たるととたんに温度が上がって血が巡る感じがする。
太陽は偉大。
一晩お世話になったキャンプ場に別れを告げて終了。
まとめ:また行きたいソロキャンプ。
このあとはちかくにある温泉「もえぎの湯」に立ち寄ったんだけど残念ながら休館日。
というわけで、そのまま昼過ぎに自宅に帰ってきました。
思えばフェスや去年の戸隠とかでキャンプをしてきたけど、完全に最初から最後まで一人というのは初めて。
自分一人でゆっくりとした時間が取れるし、ものすごくリフレッシュできたのでまたやりたい気分。
キャンプできる最低限の装備は整っているので、これからもすきあらば野にでかけたいと思っています。
関連記事:10月中旬の「戸隠キャンプ場」利用レポート。レンタル設備充実で初心者でも安心!
関連記事:ソロキャンプでのピコグリル398使用レビュー。じっくり焚き火を楽しめて良い!
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昨日の朝から今日の朝まで、丸一日自然の中にいただけでかなりリフレッシュできた。自分でおこした火で沸かしたお湯のあたたかさよ。
— 煮え湯 🍳 “yawn” 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年2月12日