さいきんスープストックトーキョーにハマってまして、週一くらいで行ってます。
一番好きなのはオマールエビのビスク。そしてなにげにカレーもおいしくて最高。
で、毎回いろんなスープを食べつついろいろ調べていたら、レシピ本が出ていることに気が付きました。太っ腹!
というわけで、ここに「レシピ本があるなら自分でつくればいいのでは?」という極めて安易な発想が生まれたのであります。
「レシピ本があるなら自分でつくればいいのでは?」
はじめは「レシピ本出てるなら自分で作ったら良いのでは?」みたいな安易な発想をしたんですが、まじで叩きのめされましたね……。
オマールエビのビスクなんて何度「いったん鍋から取り出す」が出てくるのやら……!
もうね、海老を置いておく場所がない。そして我が家の装備では鍋自体が足りない。
そのまえにそのへんのスーパーでオマール海老が手に入らない。
明らかに初心者お断りレベル。
ふだんの料理で相当修行してないときびしいんじゃないかなー。
わたくしも自作試み勢ですが、一年のうち3ヶ月はそうめん、もう3ヶ月は納豆が主戦、そしてもう半分は鍋一択なのできつすぎでした。
レシピを公開する理由はきっと「他者に真似されない自信」と「食文化を広める使命」
スープストックトーキョーのレシピ本は、一読して「もうおとなしく店で買おう」と決心させる本。
ある意味で、こんなに説得力のある本はそうそうないのでは……。
そういえばメゾンカンザーも、パンの作り方をレシピ本にして公開しているけれど、あれもレベル高いですよね。
その背景には、「他者にはぜったいに真似できるはずはない」という揺るぎない自信と、「この食文化をもっと広めたい」という志があるのだと思います。
それってめちゃくちゃかっこいい。
真似できるかはともかく、レシピ本としては最高峰のおもしろさだと思います。
スープというシンプルな料理にこんなに工夫するところがあるなんて思いもしなかった。
まとめ:裏側を知ると、もっとおいしくなる。
ふだん何気なくスープストックトーキョーのスープを食べているひとは、ぜひこの本を手にとってもらえたらと思います。
そうやって裏側を知ってから食べると、きっとおいしさもひとしおだと思うので。
スープストックトーキョーのスープ作り、今回はあっさり挫折しましたが、いつか料理上手な仲間を集めてリベンジしたいと思っておりまする。
自宅でひとりでやるには心折れるレベルだけど、都内かどっかの貸しキッチンで有志を集めてつくってみたら絶対おもしろいんじゃないかなー。誰かやるなら誘ってくだされ!