先日「PIXEL」をインストールしたRaspberry Pi。
前回の記事はこちら:Raspberry Pi にRaspbian Jessie with PIXELをインストールしたの巻。
さっそくカメラモジュールを取りつけて写真を撮ってみました!
写真撮影はraspistillコマンドで!
まずは購入したカメラモジュールをRaspberry Piに取り付けましょう。
Raspberry Pi側の差し込み端子の爪を起こして、そこにカメラのケーブルを差し込むのですが、この爪がめっちゃ硬いので気をつけてください。下手したら負傷するレベル。
raspistill -h 1500 -ISO 1600 -vf -hf -o XXXXX.jpg
写真撮影のコマンドは「raspistill」です。ラズベリーパイでスチルカメラやるぞ的な意味だと思います。
地味にISOとかサイズの設定もできるニクいやつ。
撮影した写真はデフォルトで「/home/pi」に保存されるよ!
撮影した写真は「/home/pi」に保存されるので、さっそくみてみましょう。
撮った写真はアイコンをダブルクリックすればRaspberry Piのフォトアプリでみられます。
raspistillコマンドで撮影する時にはファイル名は都度変更しないと容赦なく上書き保存していくので気をつけましょう。
必要なら「/home/pi」直下の「Pictures」フォルダとかに退避させておくが吉。
あと、撮った写真をRaspberry Piから取り出すのはFTPソフトを使うと簡単です。
詳細はこの記事参照。
ぼく自身も久しぶりにRaspberry Pi触るときは自分の過去記事めっちゃ見てます。
関連記事:FTPクライアントソフトを使ってRaspberry Piとパソコン間でファイルをやり取りする方法
撮れた写真は色味が微妙。あとピント合わせ激ムズ……!
Raspberry Piでカメラ撮影に成功したぞい。画質悪いけど歓喜! pic.twitter.com/xqquEJ8D2m
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年9月16日
で、撮れた写真はこんな感じで緑色っぽい感じでした。
太陽の下で自然光で撮ったらなにか変わるのだろうか……。
ちなみにマグカップに写ってる赤い点はカメラモジュールのLEDです。撮影する時に猛烈に光る。
何枚か撮ってみて思ったのは、とにかくRaspberry Piで写真を取るのはベリーハードということ。
難しいポイントはこんな感じ。
- モニタとかファインダーとかがないので、カメラをちゃんと抑えてないといまカメラがどこを向いているのかよくわからない
- 体で覚えこむまで画角が謎なので構図が決まらない
- とにかくピントが合わない
- ISOをマニュアルで良き塩梅に設定しないと露出が合わない
とはいえクセになるおもしろさです。
画質とか使いにくさが2000年代のトイデジを彷彿とさせます。
次の野望はラズパイカメラでフォトウォーク。
なんとかモバイルバッテリーで給電しつつiPhoneでリモートログインしつつ、外に持ち出してRaspberry Piで写真散歩したい。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年9月16日
次はRaspberry Piをデジカメ的に使うのも面白そうです。
街を写真を取りながら散歩する「フォトウォーク」はライフワークになりつつあるので、Raspberry Piのカメラを持ち歩いて撮影するというのも楽しそうです。
関連記事:コンセント直結型のモバイルバッテリーはRaspberry Piの簡易UPSになるのでは。
基盤むき出しだと職質されそうなので、なんらかのガワもあったほうがいい気がするな……!
まとめ:カメラモジュールは夢が広がる!
定点観測でベランダ菜園を撮影するのももちろん、ラズパイでインスタグラムやってもおもしろいかもな〜。フォトブックにしてもよし。夢が広がる!!!!!
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年9月16日
このブログ、ずいぶん前からRaspberry Piをいじくってきましたが、なかなか成果物的なものは作れていませんでした。
ですが、ここにきて(出来合いのカメラモジュールを使ってだけど)動くものができたのは感激。
電子工作はなかなか手間がかかるのでコンスタントにブログ記事にしていくのは難しいのですが、これからもマイペースでやってこうと思っておりまする。