夏真っ盛りになって、ベランダの家庭菜園は一気に活性化。
特に一番勢いがあるのがミニトマト。
毎日収穫しないとだめになっていくレベルで実がついています。
この記事では「完全初心者がミニトマトを栽培するにあたり気をつけたこと」をまとめておきたいと思います。
ミニトマトを大豊作に育てる3つのポイント
ミニトマトを育てなら、最低限この3つのポイントを抑えていればOK。
特に難しいことはありません。
- とにかくできるだけ日に当てる
- 苗がどんどん伸びるので、風などで折れないように支柱をしっかり立てる
- 水やりはしっかりと。特に6月以降は朝晩の一日2回をキープ
それでは、ひとつひとつ掘り下げてみていきたいと思います。
コツその1: とにかくできるだけ日に当てる
ベランダ菜園の植物にとっては光こそ命。
どんどん苗を大きくするためには充分な日光をあてて光合成させてやることが必要です。
とはいえベランダの鉢に蓄えられている栄養っていうのは有限なので、だんだん苗が大きくなると栄養不足になることは避けられないかも。
もし不安なら、肥料を撒いてあげたりするのも良いかもしれませんね。
ぼくはこんな感じのやつを週一くらいのペースで撒いてました。
コツその2: 苗がどんどん伸びるので、風などで折れないように支柱をしっかり立てる
ミニトマトはほんとうにめちゃくちゃ伸びます。
ぼくのミニトマトは2メートルくらいまで伸びましたね〜。
結局ベランダの構造上の都合もあり、2メートルくらい伸びたところで先端部分を切って成長を止めました。
が、上が開けていればまだまだ伸びたはず。
支柱さえしっかりたてていれば、大きく育てるのは難しくないです。
逆に言えば、支柱が無いと自重に逆らうすべが無いので、大きくなることができません。
特に実がたくさんつくようになると実の重みも加わるので、しっかりとした支柱は必須なんじゃないかな〜。
関連記事:ベランダ菜園に支柱を立てました!これでいくら成長してもOK余裕。
コツその3: 水やりはしっかりと。特に6月以降は朝晩の一日2回をキープ
基本ですが、水やりはしっかりとしたほうが良いです。
特にベランダ菜園では、風通しの良い地面から離れたところに鉢を設置することが多いので、夏場はあっという間に鉢の中の水分が飛んでいってしまいます。
特に6月にはいってからは乾燥がひどかったので、ぼくは朝晩2回のペースで水やりしていました。
水やりのタイミングと量
意外と難しいのは水やりのタイミングと、一度にやる水の量。
ぼくが心がけていたやり方はこんな感じです。
- 水やりのタイミングは「土の表面が乾燥したら」が基本
- 水やりは「鉢の下から水が流れ出てくるまで」しっかりとやる
- 朝と夕方の涼しい時間帯にやる。日中は鉢の中が蒸し風呂になるのでだめ!
特に頻度は難しいですが、ぼくは「土の表面が乾いたら」やることにしていました。
あまりに頻繁に水をやると、根腐れが起きてしまうのでおすすめしません。
また、朝に水をやり忘れたからといって気温が高い日中に水やりするのもNG。
鉢の中が超高温になって苗が弱ってしまいます。
その場合は無理に水やりしないで、日が当たらないところに鉢を一時退避させて、夕方になってからたっぷり水を上げるのが正解。
真夏は一回水やりをスキップするだけでかなり苗がシナシナになりますが、しっかり水やりして数時間後すれば葉がまたピンピンに戻るので問題なし。
植物は我々が思っているよりも遥かに強いのです。
害虫対策は特になし。ミニトマト強し!
これ以外には害虫対策とかもあるだろうけれど、うちの場合はミニトマトに関してはほとんど何もしませんでした。
軒下に虫コナーズぶらさげたくらいかな?
関連記事:ベランダ菜園の虫対策に虫コナーズを導入しました。吊り下げるだけでラクチン!
唐辛子とかバジルはけっこうアブラムシとか狙われる気がしますが、ミニトマトはぜんぜんそういうことはなかったですね……。
まとめ
今年の夏はミニトマトは無限に自給できる感じです。
毎朝窓を開けたら目の前にみっしりとトマトがなっている喜びよ……!
もともとミニトマトはめちゃくちゃ強いので、特に難しいことはしておりません。
変なウイルスとかにかからなければ、基本的には豊作を迎えること間違いなしです。
ご興味ある方はお試しあれ〜。
やってみたいけど不安……。ならばシェア畑がおすすめ。
やってみたいけれど意外とハードルが高いベランダでの家庭菜園。
以下のような方はシェア畑をいうサービスを使ってみるのも良いかもしれません。
- 初心者なのでちゃんと育つか不安
- 仕事が忙しいので最後まで面倒を見きれる自信がない
- 自宅ではベランダが狭すぎてむずかしい
- 旅行に行きたいから毎日水やりしないといけない家庭菜園はきびしい
シェア畑では水やりとか雑草の処理などの基本的なめんどうは常駐のアドバイザーが代行してくれます。
これなら旅行などにも気兼ねなく行ける!
さらには栽培にあたってのアドバイスをもらうこともできます。
見学は完全無料で随時受け付けているし、所要時間は30分くらいなので、見学だけでもおもしろいかと。
ぼくもベランダ菜園をはじめるにあたってチェックに行きました。
ベランダでは到底つくれないような、でっかいスイカがあってうらやましかった……。
もし「初心者なので不安」ということなら、まずはシェア畑からはじめてみて、調子をつかんだら家庭菜園にうつるのもアリと思います。
もちろん、ベランダ菜園や家庭菜園では到底できないようなスケールの大きな野菜にチャレンジするのも良いですね〜。