今年に入ってから音声入力を導入して、チマチマブログを書くことにもつかっていたのですが、先日EarPodsを使うことで音声入力の文字認識の効率が大幅にアップ。
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ということで、2月25日はこれまでの人生において、おそらく初めての「音声入力による文字入力量がキーボードによる文字入力よりも多くなった日」でした。
これについて、いま感じていることをメモしておきます。
昨日一日は、人生で初めて「書いた文字のうち、手打ちよりも音声入力による文字数の方が多い」日だったんじゃないかと思う。体感5割強。これを8割ぐらいまで高めていきたい。
— 煮え湯 🍳 “yawn” 9月再開!🌒 (@nieyu365) 2019年2月25日
思考が「ひとり歩き」を始める感覚
純粋に「アウトプットを吐き出す快感」みたいなものが音声入力にはあると感じる。自分の頭からにじみ出てきたものが、次の瞬間にはそのまま文字として自分の中から離れていって一人歩きをはじめる。この体験には、すごくクセになるおもしろさがある。
— 煮え湯 🍳 “yawn” 9月再開!🌒 (@nieyu365) 2019年2月25日
感覚をうまく表現するのは少し難しいんだけど、例えるなら「思考がひとり歩きを始める」ような感覚。
補助輪を外して初めて自転車に乗った感覚、というのも近いかもしれない。
これまでの自分の行動を制限していたなにかが外れて、いい意味で糸の切れた凧みたいにどこまでも思考が伸びていくような感じ。
これはこれまでずっとキーボードを打ってきた人生ではなかったもの。
まとめ:キーボードによる文字入力は思考を妨げていた
思えば、これまでの文字入力人生ではずっと、キーボード入力による遅さが、思考のスピードを無意識に奪っていたのかもしれない。
たしかに、音声入力にはいろいろ慣れるまではハードルがあって、何度も修正が必要になったりして結局は手で入力した方が早いと思う時もあります。
でもそれを一旦乗り越えて、自分なりにミスの少ない入力方法を見つけることができると、そこから一気に世界が広がると思います。
これまでは気分が乗らないときはカフェでブログを書いたりすることもあったけど、音声入力がメインになった最近では、やっぱり気兼ねなく音声入力ができる自宅が最高の環境だと再認識しています。
それにしても、ひとむかし前は音声入力なんて永遠に役に立つことなんてないだろうと思っていましたが、びっくり。
最近はスマホの音声入力もかなり精度が高くなってきているので、気になっている方はぜひ始めてみるが吉!
手を使った文字入力って、どうしてもやっぱり脳みそから出てくる思考のスピードが途中で減速せざるをえなくて、なんだかさっきまで頭で考えてたことと違うことを文字として書いてしまっているような違和感があった。それに対して音声入力は脳みそと文字がちゃんとくっついてる感じがする。
— 煮え湯 🍳 “yawn” 9月再開!🌒 (@nieyu365) 2019年2月25日
自宅での普段の文字入力を手打ちから音声入力へと抜本的に方針転換したのは、個人的にはものすごく大きなパラダイムシフトだと思っている。続けていると掴める音声入力のコツみたいなのがあって、それである程度自由に文字が吹き込めるようになると、なんで今まで手で文字を打ってたのかなあと思う
— 煮え湯 🍳 “yawn” 9月再開!🌒 (@nieyu365) 2019年2月25日