ちょっと前に大阪旅行に行った時に味わった道頓堀・今井の出汁。
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あれから高まる、おいしい出汁を自宅でも飲みたい欲。
で、ちょっと前にフレンチプレスでいろいろやった時にこんなツイートをしていたことを思い出しまして。
というか、フレンチプレスの器具が万能すぎる。コーヒーはもちろん、水出しコーヒー、紅茶、ハーブティ、さらには緑茶もいける。やったことないけど鰹節と昆布いれて一晩置いたら出汁もとれると思う。発想のリミッター外したらもっととんでもないことができる気もしている
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年6月25日
善は急げということでやってみました。
結論から言うと、フレンチプレス最強です。
フレンチプレスで出汁をとるの is 最高
使うのは毎度おなじみのボダムのフレンチプレスコーヒーメーカー。
さっそく手持ちの鰹節をフレンチプレスに投入します。
あんまり少ないとよくわからない結果に終わりそうなので、ちょっと多めに入れてみました。
そこにおもむろにお湯を投入。
お湯を注いだ瞬間の、ホッとするようなおいしい匂い、たまらねえ……!
で、しばらく待っているとこのような感じで黄金色の液体が現れます。
温度はちゃんと計ったほうがいいんだろうけど、こまけえことはいいんだよの精神で前に進みます。
フレンチプレスのフィルタでごそっと濾して完成。
超簡単!
250mlくらい入れたけど、50mlくらいは鰹節に吸われたので実入りはこんな感じ。
そのまま飲んでみると、鰹節をリアルに感じるうまい液体。
出汁として料理に使うのもいいけど、「これだけ簡単にとれるんだったらカジュアルにお茶的に常飲したらよいのでは?」となりました。
昆布入れたら旨味の相乗効果でもっと高まる予感しか無い。
フィルタがついてればとりあえず出汁はとれる
考えてみれば、フレンチプレスはすでに出汁を取る道具として必要な最低限の機能は備えているわけですよね。
- お湯が溜められる
- フィルタで濾せる
さらに、水からはじめて一晩冷蔵庫に入れておけば水出しもできる!
ということでインスタントにちゃちゃっと出汁をとる分にはこれでもOKなのでは。
フレンチプレスはふだんコーヒーを淹れるのに使ったりするので、においがうつるのがちょっと気になるかもなー。
けど、別に気にならない人なら気にならないかなという感じ。
まとめ:専用器具を手に入れる前に、まずは小さくやってみるべし
専用の道具を買うのもいいと思うけど、それよりなによりまずは実際にやってみることが大事だなーということをよく考えています。
道具を買うのはあとからいくらでもできるし、まずは試しにやってみて楽しくなかったらそれでやめればいいだけの話。
「だし生活、はじめました。」を読んでビビッときたひとは、ぜひ手持ちの適当な道具でもいいからとにかく実際に出汁をとって飲んでみると良いと思います。
そういう小さな行動が自分の枠を広げてくれるものだと思ってるので。
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