一行日記3/27 フリーレン全話みました。フリーレンはいいぞ

Raspberry Pi 2 Model BにRaspbian(Jessie)をインストールする手順(2016年2月版)

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たいあたり電子工作部
この記事は約7分で読めます。

初心者が試行錯誤しながらチャレンジするRaspberry Pi入門シリーズ。
自分の作業内容の整理がてら、人の役に立ててもらうようにブログに公開しています。

この記事ではRaspberry Pi 2 Model BへRaspbian(Jessie)をインストールする手順をまとめました。
2016年2月版です。

前回の記事はこちら:Raspberry Piで電子工作をはじめるにあたって必要なものリストまとめ(2016年2月版)

Raspberry Pi 2 Model BにRaspbian(Jessie)をインストールする手順(2016年2月版)

公式の動画はこちら。

Raspberry Pi NOOBS Setup

Getting started with NOOBS from Raspberry Pi Foundation on Vimeo.

イカしたおねいさんがレクチャーしてくれます。
全部英語だけど、インストールに必要な作業は全部映像で見られるので、言葉がわからなくても大丈夫。

動画は2年くらい前にアップされたもの。
当時はRaspberry Pi 2が発売していなかったので、動画内ではふつうのSDカードを使っています。
Raspberry Pi 2 Model Bを使う場合はmicroSDカードを使うことになります。

でも違いといえばそれくらいで、2016年現在でも手順自体は変わりなし。
上の動画と、このブログ記事を照らし合わせながら進めていけばバッチリです。

Raspberry PiのサイトからRaspbianをダウンロードする

まずはRaspberry Piのサイトに行ってRaspberry Pi用のOS(=Raspbian; ラズビアン)をダウンロードしましょう。

Download NOOBS for Raspberry Pi

上の画像のDownload ZIPをクリックしてNOOBSをダウンロードします。
NOOBSというのはRaspbianを含む各種OSがパッケージングされたインストーラです。
ダウンロードにかかる時間は40〜50分くらいでした。

ダウンロードが完了したら、ZIPファイルを解凍します。

サイズが大きいZIPファイルを解凍しようとする場合、単に圧縮フォルダをダブルクリックして解凍しようとするとうまくいかないことがあるようです。

もしうまくいかない場合は解凍用のソフトを使ってみてください。
圧縮・解凍 – 窓の杜ライブラリ

ちなみに、「RaspbianがプリインストールされているmicroSDカード」というものもネットとかで売られています。
しかしそれだと買った時にはOSのバージョンが古くなっていることがあるので、やっぱり最新のOSを自分でダウンロードするのがおすすめ。

手持ちのmicroSDカードを「SDFormatter V4.0」で初期化する

上でダウンロードしたRaspbianをmicroSDカードに書き込むわけですが、その前にSDカードをフォーマットしておく必要があります。

そのために、SD Associationのサイトにアクセスして、SDカードフォーマッター(SDFormatter V4.0)というソフトを手に入れましょう。
ダウンロード URL – SD Association

無事にSDFormatterをインストールできたら、さっそく立ち上げます。
SDカードをパソコンのスロットに入れていなければ挿入しておきましょう。

SD Formatterソフトの設定は、上の画像のとおり。

  • Volume Label: boot
  • フォーマットオプション
    • 消去設定: イレースフォーマット
    • 論理サイズ調整: OFF

公式のインストール手順紹介動画の2分16秒くらいのところで設定が見られるので、それを参考にしました。
Volume Labelはなんでも良いような気もしますが、念のため動画内に合わせてbootにしました。

設定ができたらSDカードをフォーマットします。
「ほんとにやっちゃう?」的なポップアップが出てきますので突き進みます。

解答したRaspbianフォルダの中身を全て、SDカードに書き込む

Raspbianはすでに上の手順でダウンロードして解凍してあるはず。
ここでは、microSDカードにRaspbianの書き込みを行います。

解凍したRaspbianのフォルダの中身全てをフォーマットしたmicroSDカードに移しましょう。

インターネットの先人たちの情報によると、ここで書き込み用のソフトをつかうこともあるようですが、ぼくは公式のインストール手順紹介動画のとおりドラッグ&ドロップで書き込みました。
ドラッグ&ドロップでも特に問題なくインストールできました。

無事にmicroSDカードへのRaspbianの書き込みが完了したら、microSDカードをパソコンから取り外してください。

電源ケーブルを接続する前のRaspberry PiにSDカードを挿入する

いよいよ、Raspbianを書き込んだmicroSDカードをRaspberry Piにぶっさします。

Raspberry Pi 2 model BではmicroSDカードのスロットが少しわかりにくいかも。
microSDカードの差込口は上の写真のとおり、回路基盤の裏側にあります。

カチッと音がするまでmicroSDカードを差し込みましょう。

HDMIケーブル、マウス、キーボードをつないだら、最後に電源ケーブルを接続する

microSDカードをセットしたら、まずHDMIケーブル、マウス、キーボードをつなぎます。

それらが接続できたら、最後に電源ケーブルをmicroUSB端子へつなぎます。
Raspberry Piには電源スイッチがないので、電源ケーブルが刺さったら自動的に起動します。

ここでRaspberry Piの回路上のLEDが点灯し、HDMIケーブルにつないだディスプレイにインストール用の画面が映るはず。

万が一ここでLEDがつかない場合は、供給電流が十分かを確認しましょう(2Aあれば十分)。
それでもLEDが点灯しない場合は、初期不良のおそれがあります。

LEDが点灯しているけどディスプレイに何も映らない場合は、ディスプレイ側の入力元(インプットソース)がHDMIになっているかを確認してください。

インストールしたいOSを選択してインストール

ここまでうまくできていれば、インストールするOSを選択する画面が現れるはずです。
(冒頭に貼り付けた動画内では3分12秒くらいのところで現れる画面)

ここでマウスを使ってRaspbianにチェックを入れて、ウィンドウ左上のInstallをクリックします。

するとRaspberry PiへのRaspbianのインストールが開始されます。

インストールの間はRaspberry Piの紹介画面がいろいろと表示されます。

下のプログレスバーが100%になるまで待ちましょう。

インストールが完了すると完了のポップアップが出ます。

raspi-config画面

インストールが完了すると、Raspberry Pi Software Configuration Tool(raspi-config)という画面が現れます。

この画面でRaspberry Piの各種設定ができますが、あとでまたこの画面にアクセスできるのでここでは後回しにします。

ひとまずキーボード操作で右下にあるFinishを選択。

ぼくの環境ではFinishを選択したらデスクトップ画面に移りましたが、環境によっては pi@raspberrypi:~ $ というプロンプトが出てくるようです。

もしこれが出たら startx と入力してください。
そうすればデスクトップ画面が現れます。

デスクトップが表示されればRaspberry PiのOSインストールは完了!

ここまでできたらRaspberry Piのデスクトップ画面が表示されるはず。
無事に表示できたら初期設定は完了です。

普段からコンピュータを触っている人であれば、2時間もあれば大丈夫かと思います。

次回は使いやすくしていくための諸々の設定をやっていきます!
次の記事はこちら:RaspbianをインストールしたRaspberry Piに対してすぐにやるべき初期設定作業手順まとめ(2016年2月版)

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