先日、Evernoteのノート管理をノートブックベースからタグベースに移行したという記事を書きました。
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しばらく使い込んでみて、タグベースの管理の素晴らしさが骨身にしみてわかったので、改めてその良さを記事にしておきたいと思います。
タグ管理の最高のメリットは「ひとつのファイルに複数の属性を与えられる」ところ
あるファイルを探す時、従来の検索ではひっかからない、あるはずのフォルダの中をひっくり返してもみつからない、というときに、タグ+スマートリストなら複数のタグからひとつのファイルにアクセスできる道がある。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年8月20日
それにひとつのファイルにひとつの属性(=フォルダ)しか与えられないというのはそもそも不自由である。タグならひとつのファイルに複数の属性が与えられる。そこが素晴らしい。従来のアナログではできない、デジタルこその強みだと思うので、活かさない手はないんじゃないかと思っている。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年8月20日
タグ管理はファイルが探しやすくなる
フォルダ管理だと、どうしてもひとつのファイルをひとつのフォルダの下にいれることになります。
一方タグベースでの管理だと、ひとつのファイルに複数のタグを付けることができます。
すると、ひとつのファイルを探すのが一気に簡単になる。
なぜかというと、ひとつのファイルをいろんな角度(=タグ)で検索することができるから。
ひとつのファイルに対してたくさんの「切り口」を与えることができるのは、タグ管理の最大のメリットではないかなと思います。
タグは「フォルダでの分類がしっくりこないファイル」の管理も得意
また、フォルダ管理では「分類上しっくりあてはまるフォルダはないけれど、しかたないからここに入れておく」ということがあります。
が!タグ管理ではそういう考え方はもう不要。
必要があればひとつのファイルにたくさんタグを付けることができるし、そもそもそのファイルに適したタグをその場でつければ良い。
つまり「ファイルを既存のフォルダに合わせて分類」するのではなくて「既存のファイルに合わせてタグを作る」ということ。
この柔軟さはタグ特有のものだと思います。
まとめ:世の中のファイルシステムは全てタグベースのスマートリストになったら良いのでは
Evernoteを完全にタグベースの管理に移行してからしばらく経つけど、いまのところ、これ以上無いくらいに快適。思えば自分のMacのPhotosでもタグ+スマートリストで管理しているし、もう世の中すべてタグ+スマートリストで良い気がする。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年8月20日
いまでは、世の中のファイルシステムは全てタグベースのスマートリストになったら良いんじゃないかなと思っています。
ほんと、なんでパソコンの基本的なファイルシステムってフォルダ管理なんだろう……。
とはいってもそんな簡単に世の中の仕組みは変わらないので、自分のEvernoteをみっちりチューニングして使い込んでいこうと思います。