以前、MacBook Proの音声入力が非常に優秀という記事を書きました。
関連記事:macOSの音声入力が神機能過ぎて使わない理由がわからないレベル。自動修正めちゃ賢い。
それ以来、音声入力で済むことは積極的に音声入力をつかってみるようにしています。
ほんと生産性上がるし超快適。
しかしMacを閉じた状態(いわゆるクラムシェルモード)で使う場合、マイクの位置によっては声が届きにくくなることがあります。
なので、今回は外部入力環境として「Remote Mouse」というアプリを試してみることにしました。
Remote Mouseの設定方法
Remote Mouseの環境構築はこんな感じ。3分でできます。
- iOS端末にRemote Mouseアプリをインストール
- Mac側にRemote Mouseのアプリをインストール
- 両者を同一Wi-Fiに接続
このアプリの音声入力の精度、異常にいいぞ……。MacBook Pro本体の音声入力よりも利口かも。手戻りがない。即課金した。
App名: Remote Mouse – ワイヤレスマウス、キーボードとタッチパッド、デベロッパ: Yao Ruan https://t.co/t5KNKeKpSP
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年12月15日
Remote Mouseは無料である程度使えますが、ぼくは音声入力用にガシガシつかっていくつもりだったので有料版の「Remote Mouse Pro」にして機能をアンロックしてます。
まず無料版をつかってみて歯がゆかったら有料版にするというので良いと思います。
アプリはiPhone版もiPad版もありますので、お手持ちの端末に合わせてどうぞ。
Remote Mouseをつかった音声入力の方法
Remote Mouseが無事にiOS端末とMacで接続成功すると、こんな感じの画面が現れます。
ソフトウェアキーボードから入力した文字をMacに転送することもできますが、ぼくは音声入力を使いたいので左下にある音声入力ボタンをタップ。
このボタンがみあたらない人はiOS側の「設定」で音声入力をオンにしてください。
するとiOS端末側のアプリが音声入力待ちになるので、声で文字を吹き込みます。
ここでは「クラムシェルモードで便利」と吹き込んでみましたが、一発で認識。
認識精度は上々。
Remote Mouseで吹き込んだ文字は「Mac側でカーソルがある位置」に出力されます。
なので、音声での文字入力前にあらかじめMac側で文字入力したいところにカーソルを動かしておくと良いでしょう。
マイクに音が通りづらくなるクラムシェルモードで便利
このRemote Mouseのメリットは「クラムシェルモードでも音声入力がしやすい」という点。
機種や製造年にもよりますが、MacBook Proはクラムシェルモードにするとマイクに声が届きにくいことがあります。
ぼくは普段自宅ではMacBook Proをクラムシェルモードにして外付けディスプレイにつないでつかっていますが、この使い方だとどうしてもMacBook Proのマイクに声が届きにくかった。
そういうわけでRemote Mouseを導入してみましたが、結果は良好です。
Mac側のアプリをリモートで起動することもできる
ちなみにこのRemote Mouseというアプリは、もともとのメイン機能は名前の通り「アプリからリモートのマウスとしてMacを操作できる」というもの。
なのでこんな感じでアプリからMacのドックにあるアプリを起動したりできます。
ぼくはあんまりつかってない機能だけど、これはこれですごい。
音声入力自体はおまけの機能だと思うんですが、よくできてます。
まとめ:クラムシェルモードでの音声入力にぜひ!
Remote Mouseは「便利なMacの音声入力機能をクラムシェルモード時にも使いたい」という場合におすすめできるアプリ。
特にiPhoneやiPadのマイクをそのまま利用できるので「新規で外付けマイクを買う必要がない」というのは大きなアドバンテージですね。
音声入力はめっちゃ破壊的テクノロジーなので、ぜひおためしあれ!
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