一行日記3/18 花粉と強風と寒暖差で無事脂肪

WindowsからPuTTYでRaspberry PiにSSH接続する方法

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たいあたり電子工作部
この記事は約5分で読めます。

初心者が試行錯誤しながらチャレンジするRaspberry Pi入門シリーズ。
自分の作業内容の整理がてら、人の役に立ててもらうようにブログに公開しています。

前回はRaspbianをインストールした後にやったほうがいい初期設定についてまとめた記事を書きました。
前回の記事はこちら:Raspberry PiにRaspbianをインストール完了したらまずやるべき初期設定まとめ(2016年2月版)

WindowsからPuTTYでRaspberry PiにSSH接続する方法

今回はWindowsのパソコンからRaspberry PiへSSHを使ってリモートアクセスするための手順を整理しました。

これができるようになると、Raspberry Piに毎回HDMIケーブルとマウスとキーボードをつなげなくてもRaspberry Piのターミナルを操作できるようになります。

ケーブルが減るとRaspberry Piの取り回しが簡単になるので、ここはぜひともやっておきたいところ。

それではレッツチャレンジ!

まずはRaspberry Piのターミナルでifconfigコマンドを打って、自分のRaspberry Piに割り当てられているIPアドレスを確認する

まずはお手持ちのRaspberry Pi上でターミナルを起動して、ifconfigというコマンドを打ってみましょう。
すると上のような画面が表示されるはずです。

ぼくのRaspberry PiはWi-Fiアダプタを接続している状態なので、wlan0の項目に注目します。
すると、赤枠で囲った部分にinet addr: 192.168.10.251というのがあります。
ここから、Raspberry PiのWi-Fiアダプタに割り当てられているIPアドレスは192.168.10.251だということがわかりました。

これはこのあとのPuTTYの接続設定で使うので、メモしておきましょう。

ちなみにこのとき、Raspberry PiにLANケーブルは挿していません。
もしLANケーブルを挿してネットワークにつなげているのであれば、eth0のところにIPアドレスが表示されます。

また、loというのはローカルループバックアドレスに関する項目です。
これは自分自身を指し示す特殊なIPアドレスで、どんな装置でも127.0.0.1で固定です。
今回はあまり気にする必要はありません。

上の画面は、ぼくのRaspberry Pi上での結果です。
IPアドレスはそれぞれのネットワーク環境によって異なります。
なのでご自分のRaspberry Pi上でifconfigを実行して、自分のRaspberry Piに割り当てられているIPアドレスを確認してみてください。

WindowsにPuTTYjpをダウンロードする

次はWindowsのパソコンでの作業です。
SSH接続をするためのソフトウェアが必要なので、お持ちでない場合はダウンロードしましょう。

ぼくはWindows上のSSHクライアントはフリーソフトのPuTTYを使いました。

以下のサイトから日本語化されたPuTTYをダウンロードできます。
hdk の自作ソフトの紹介 | PuTTYjp

ダウンロードしたPuTTYを立ち上げる

ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、フォルダの中身はこんな感じになっています。
この中にあるputtyjpをいうアイコンをダブルクリックすると、PuTTYを立ち上げることが出来ます。

PuTTYをよく使うよってひとは、デスクトップにショートカットをつくっておくと便利かも。

PuTTYでのSSH接続設定

PuTTYを立ち上げると、上のような画面が出てきます。

いろいろと入力欄がありますが、いじくるのは以下の3ヶ所です。

  • ホスト名(またはIPアドレス)
    ここにはさきほどifconfigで調べたRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
    今回は例として192.168.10.251を入力していますが、ここにはお手持ちのRaspberry PiのIPアドレスを入れてください。
  • ポート
    SSHで使用するポートを入力します。ここには22と入力します。
  • 接続タイプ
    SSHで接続するので、ラジオボタンがSSHのところについていることを確認しましょう。

入力が終わったら、一番下にある「開く」をクリックします。

初回の接続時には「これまで接続したことのない相手だけど本当に大丈夫?」という感じのポップアップが出てきます。
相手は自分のRaspberry PIなので大丈夫のはず。OKを押して進んでください。

するとこのような画面に切り替わります。
login as:という表示があり、入力待ちとなっているのでpiと入力します。

次にパスワードを訊いてきますので、入力しましょう。
デフォルトのパスワードはraspberryに設定されています。
もし前回記事の「その2: パスワードの変更」でパスワードを変えている場合は、変更後のパスワードを入れてください。

うまいことSSH接続が確立されるとこのような画面になります。
pi@raspberrypi:~ $というプロンプトがあり、入力待ちとなっているはず。

これはどこかでみたことがある画面!
そう、Raspberry Pi上でターミナルを立ち上げた時と同じ状態になっています。

今後はPuTTYでSSH接続した状態のこの画面を使えば、WindowsのパソコンからリモートでRaspberry Piを操作することができるようになります。

SSH接続の終了

PuTTYを閉じるときはウィンドウ右上のバツボタンを押せばこのような確認のポップアップがでてきます。

ここでOKを押せばSSH接続を切断することが出来ます。

まとめ

PuTTYでSSH接続できるようになると、Windowsパソコン上からリモートでRaspberry Piのターミナルを操作できるようになります。

そうすればRaspberry PiにつないでいたHDMIケーブル、マウス、キーボードを外すことができるのでシンプルになりますね。
もともとコンパクト&シンプルなRaspberry Piなので、できるだけさっぱりした状態で使ったほうが良い感じです。

WindowsからSSHでRaspberry Piにアクセスしたいけどよくわからん、というひとは参考にしてみてください。

今回はWindowsパソコンからSSH接続する方法を紹介しましたが、Macからも同じようにSSH接続することが出来ます。
次回はMacでRaspberry PiにSSH接続してみようと思います!

次の記事はこちら:Macのターミナル.appからRaspberry PiにSSH接続する方法

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