千葉県館山市には、中村屋という老舗のパン屋があります。
館山駅東口にクラシックな店舗もあり、創業は大正8年。
そんな中村屋のカフェ店舗が、国道127個号線沿いにある「中パンカフェ」。
先日久しぶりに行く機会があったのでブログに書きたいと思います。
館山中村屋 中パンカフェ ― 地元に愛される老舗のパン屋は大正8年創業。国道127号線沿い、南房総をドライブする際にはぜひチェックしたい名店!
なかぱんカフェは、館山市内を国道127号線沿いに南下していくと左手にみつけることができます。
平日の昼過ぎに訪れたのだけど、すでに駐車場は一杯。
駐車場から出ていく車と入っている車が常に交互に通行していて、大繁盛でした。
お店の入り口に飾ってあるのは、パン生地を捏ねる際に用いる大型ミキサーのアーム。
30年間パン工場で働き続け、いまは引退してお店に展示してあるとのこと。
直接触ることも出来ます。
こうしてみるとパンこねアームにはとてもみえません。
なんだかトロフィーみたい。
こちらはハンバーガー。
パテがしっかりしていて食べごたえがあります。
マスタードとかケチャップとか、そういうものは使われていないのでダイレクトにパンの味が楽しめます。
このごろのハンバーガーってどこで食べても肉がガッツリしすぎていたり、マスタードが効きまくっていたりで味が強いものだらけ。
思えば、こういうやさしい味のハンバーガーはずいぶん久しぶりに食べたなー。
こちらはイカのカツのサンド。
見た目は珍しくてびっくりするけど、食べてみるとかなりおいしい。
魚介類とパンってあんまりみたことがない組み合わせだけど、いくらでも可能性ありそう。
続いてこちらは、卵焼きが挟んであるパン。
これもかなり珍しいパンじゃないかな。
卵焼きは甘く焼いてあって、これもぜんぜんアリ。
考えてみればお寿司の玉子も炭水化物と卵焼き。なんとなく近いものを感じました。
こちらは完全に名前がわからないパン。
メモしておけばよかった……!
フワフワとして雲を食べているようなパンでした。
こちらは小さな食パン風のパンの中にキャラメルクリームが詰まっているパン。
かじってみるまではただの食パンみたいで、「パンとエスプレッソと」のミニ食パン「ムー」を思い出しました。
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しかしひとたびかじってみると、このクリームがすっごく濃厚。水分も少なくて、固体感のあるクリームでした。
中村屋はピーナッツクリームも有名なので、もしかしたらピーナッツも入っているかも。
こういう小さくて四角いパンってかわいらしいしアレンジもできるのでおもしろいなー。
クロワッサンはしっかりめの焼き上がり。
端の方はカリッとしてサクサク。真ん中付近との食感の違いが楽しめます。
それにしてもクロワッサンってほんとうにパン屋によってぜんぜん違う!
フワッフワのものもあればハードめなものもあるし、奥が深いなー。
まとめ
中村屋のパン、久しぶりに食べたけどやっぱりおいしかった。
いまどきの都会にあるパン屋さんって、どんどんオシャレ化が進んでいます。
それはそれでいいんだけど、たまには昔ながらのパン屋さんもいいですね。
気取らない感じで、安心感があって、まさに「毎日食べるパン」という感じがします。
名物のクリームパンは館山若潮マラソンのエイドステーションで配られているので、マラソンランナーの中には食べたことのある方も多いかもしれません。
今度は館山若潮マラソンで食べたいなー。
館山市内には中村屋以外にもおいしいパン屋がたくさんあります。
個人的にはモンフルニエというパン屋がとても好き。
このごろ行っていないので、またチャンスがあればいきたいところです。
中村屋は末永く繁盛してほしい名店。
高速道路の富津館山道路を降りてそのまま真っすぐ進んだ国道沿いなので、南房総エリアに遊びに来た方はドライブがてら買っていくのもいいんじゃないかな。
南房総にお越しの際はぜひともお立ち寄りください!オススメ!