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【書評】多動力(堀江貴文著)

読んだ本の書評
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先日、ベストセラーとなった堀江貴文氏の「多動力」を読んだので、さっそく書評を書いておきます。

もういろんなところでこの本の書評は書きつくされていると思うので、単純な要約ではなく、本の内容を元に僕が思考した内容を多めに書いておきたいと思います。

思考のきっかけになったメッセージはすべて本の中に書いてあるので、原文を知りたい方はぜひご自身で読んでみて下さい(2時間もあれば読めるさっくりした本です)。

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この本の概要

「多動力」という言葉を僕なりにざっと説明するとこんな感じ。

やりたいと思ったことに本能のままに飛びつき、徹底的にハマり、ある程度までのめり込んだら後腐れなく飽き、そして次の瞬間からまた新しいテーマに飛びついてハマれる力

特にこれまでの日本社会では「根気よく継続する」「石の上にも三年」が美徳とされてきたため、その対極にある「多動力」はポジティブな能力とは考えられてこなかった。

本書は多動力を「全産業の“タテの壁”が溶けたこの時代の必須スキル」としている。

「多動力」を軸に、今後の時代に適応するための行動指針、考え方などを述べた一冊。

実際に読んでみて感じたポイント3つ

この本を読んで僕が「なるほど!」と思ったポイントを3つ挙げておきます。

ポイント1:恥をかくことは最も効率の良い投資

1つ目のポイントは、「恥をかくことは人生を生きやすくする」ということ。

僕はこれを「恥のブルドーザーで人生をならし回る」ようなものかなと考えました。

目先の小さな成功を追わずに、恥をかけるところでは徹底的にかく。

小さい恥をたくさんかくことでまわりはそれをスルーするようになるし、自分自身、恥をかいてもなんとも思わなくなる。

そうした「恥キャラ」が手に入ると、余計な横やりや足の引っ張りあいから解放されるので、新しいチャレンジがしやすくなる。

また、恥をかくことは、ブルドーザーが土地をならすことに似ている。

恥をかくことを繰り返して自分の地回りから小さな羞恥心やプライドなどの小石を徹底的に排除すると、その結果「なんにでもチャレンジできる環境」が手に入る。

つまり、恥をかくことを受け入れると「キャラ」と「経験値」、そしてしっかりならされて踏み固められた「足場」を一気に手に入れることができる。

これならいくら恥をかいてもおつりがくるし、逆に言えば、これらをいっぺんに効率よく手に入れられるのは「恥」だけだ。

つまり、賢い人間ほど、積極的に恥をかく。

そして、そうでない人間は何も気づかずにそれを笑うか、影で真面目に努力するだけになる。しかし、それでは恥をかける人間にはいつまで経っても追いつけない。

恥をかくことは最も効率の良い学習方法であり、投資なのだ。

ポイント2:これからの時代、優秀さは無価値。後先考えずに旗を振ることができる「バカ」こそ価値がある

インターネットが普及してこれまでの「規制業界」「既存構造」「門外不出」がすべてひっくり返され、すべての要素が同じレベルにリセットされたフラットな戦国時代が来た。

そのような時代では、かつて個人に強烈に紐付いていた「知識やノウハウ」のような情報が簡単にネット上に流れるようになり、いくらでもコピーしたり、外部から利用するしたりできるようになる。

つまり、知識や実務はいくらでもアウトソーシングできるようになり、「単純な優秀さ」の価値は激減していく。

そんな時代に一番価値があるのは「はじめに手を上げて旗を振り始めることができる人間」。そして、そのポジションに立てるのは、物事を後先考えずにぶっこめる、いわば「バカさ」を持った人間だけ。

単純な優秀さはAIに代替されるが、バカさというのは非合理的だから、AIが台頭して仕事が奪われる未来が来ても、コンピュータに代替されにくい。

もしかしたらこれからは、「バカ」という言葉が真面目に褒め言葉になる時代が来るのかもしれない。

ポイント3:80点を取れる分野をひたすら増やし、掛け合わせることで、代替不能の存在を目指す

多動力を発揮していると、自然と多くの「80点スキル」が身につくようになる。

なぜなら、80点まで習熟度を上げるのは簡単だが、残りの20点を埋めるのはとても大変で、よっぽど好きでない限りは苦痛だから。

多動力を持ったひとは苦痛なことを続けるという発想がない。自然と80点で飽き、次の新鮮なターゲットに切り替えていく。

ただの80点プレイヤーは、一つひとつの分野では100点が取れるスペシャリストに負ける。しかし、全分野で俯瞰した時、80点のスキルを多くの分野で持ち、それらを掛け合わせることのできる人間は、もっとも珍しい存在になれる。

そして、上で書いたように、スペシャリストの知識やノウハウは、今後どんどんアウトソーシングがすすみ、価値が失われていく。

だから、狭い分野で確実に100点を取るようなスペシャリストより、全分野で俯瞰したときに最もレアな人材のほうが価値が高い。

ひとつひとつは80点でも構わないから「100人にひとり」のスキルを3つ持って、「1,000,000人にひとり」の代替不能な存在になるべき。

ダイヤモンドに価値があるのは、硬いからでも、美しいからでもなく、単に珍しいから。珍しいというのは代替不能なことで、それこそがまさに「価値がある」ということなのだ。

この本をおすすめできるひと

この本をおすすめできるひとはこんな感じ。

  • 今の手持ちスキルを磨いていくだけで人生逃げ切れるか不安なひと
  • 「他人の時間を生きてしまっている」と感じているひと
  • ものごとを根気強く続けられずに、すぐに飽きてしまうひと

まとめ:多動力は、人生をワクワクで埋め尽くすためにある。

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今の世の中には、無意味なルールに縛られるがあまり、つまらないと感じていることを延々と続けてしまうような「空気の読めるひと」がたくさんいるように思います。

だけど、そういう人たちは、かけがえのない人生で、他人の時間を生きてしまっていることを自覚しなければならない。それは「ゆるやかな自殺」と言ってもいい。

そんな自分の足かせを外して、人生をワクワクで埋め尽くしたい。そして、ワクワク生きながらも、同時に自分の価値を高めていくことはできるはずだ。

そう考えた時、多動力とは「有限な人生を自分の好きなことで埋めるためのヒント」なのかもしれないな、と思っています。

この書評は、本の要約というよりは僕が考えたことを書いた感じなので、気になった方はぜひ本書を手にとってみて下さい。

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