ぼくはランニング中は、ログを計測するために必ずiPhoneを持っていきます。
そのiPhoneですが、昨年秋に5から6に変更したことで、サイズが大きくなっています。
冬の間のランニングはiPhone 6をジッパー付きの上着のポケットに入れていたので落とす可能性はないので安心でした。
しかし夏が近づいてきて上着が不要になり、ジッパーも何もついていないランニングパンツのポケットにiPhoneを入れるようになってから、ランニング中の振動でポケットからiPhoneを落とすような気がして、なんとなく不安で困っていました。
iPhone5はサイズが小さかったので、普通に走っていればランニングパンツのポケットから落ちることはないけれど、iPhone 6はジャンプに近い動き方をしたりした場合は、落ちてしまうかもしれないなーとヒヤヒヤ。
それが気になってランニングに集中できなくなってきたというのが、4月末くらいの話。
その対策として、これまで買ったことのなかったアームバンドを購入しました。
これを使えば、腕にiPhoneをつけることができるので、落とすことはないはず。
これでオッケーと思っていました、ところが……
実際につけて走ってみたら、あんまりアームバンドはあわなかった。
そういうわけで購入したアームバンドなんですが、実際につけて走ってみたら、残念ながらぼくにはあんまりフィットしませんでした。
理由の1つ目は、つけるのが結構手間がかかること。
走りだす時にもたもた準備で時間がかかってしまうのは、ちょっとストレス。
2つ目は、腕への締め付けがどうしても気になること。
今回購入したアームバンドは、二の腕にマジックテープを巻いてとめるタイプでした。
あんまりゆるいと走行中の振動で肘のところまで落ちてきて気持ち悪い。
そういうわけですこし強めに締める必要があるんですが、そうなると、今度は締め付けが気になる。笑
かなりわがままで個人的な理由ですが、この締め付けがどうしても気になってしまいました。
3つ目は、走っている途中でiPhoneを取り出すのが結構大変なこと。
つけるのに手間がかかることや腕への締め付けは、慣れれば問題なくなるかもしれない。
しかし走っている途中にアームバンドからiPhoneを取り出しにくいのはちょっと致命的でした。
ぼくは走っている時に結構写真を撮るのですが、アームバンドだとそのたびにいちいち立ち止まってゴソゴソと取り出さなきゃならない。
現実的には、一回腕からアームバンドを取り外さないとiPhoneを取り出すことは難しいので、一度腕から取り外すときにストレスを感じ、また装着するときにもストレスを感じる。
ランニング中に写真を撮るなら、パッと撮ってまたすぐに走り出したいので、これはかなりの困りポイントでした。
アームバンドは腕につけるので、構造的にどうしても装着や取り外しの作業を片手でしなきゃならないってところもつらいところ。
ぼくはそういうところがあんまりスマートにはできなかったので、アームバンドを使う機会は徐々に減少していきました……。ちーん。
結局ポケットをダブルクリップで閉じてみたら全て解決した
アームバンドがあんまりしっくりこなかったので、どうしたもんかなーとなり、「そもそもポケットを手間をかけずに閉じることができればいいのになー」と考えるようになりました。
初めはポケットのフチにマジックテープでも縫いつけたらいいのでは?と考えていましたが、そんなめんどくさいことをやる前にまずはダブルクリップで塞いでみたらどうだろう?と思い立ちました。
で、やってみたらこれが実に、実によかった。ほんとのところ、あれ?天才かな?と思いました。
いまのところは写真のような感じに落ち着いています。
かなり原始的だけど、これ、なかなか便利だし理にかなってます。
ちょっと考えただけでも、メリットはこんなにたくさん。
- ポケットから取り出したいときはクリップを外すだけですぐに取り出すことができる。
- 走っているときはクリップで止めておけば、iPhoneが飛び出すことは100%ない。
- どこにでもあるクリップだから、導入コストゼロ。
- 万が一クリップを無くしても、すぐに替えが確保できる。
- アームバンドは使用後に洗濯する必要があるが、クリップはその必要なし。取り外して置いておくだけ。
- ダブルクリップ自体に重さはほとんど無いので、余計に荷物が増えることもない。
素晴らしい!!!!!
デメリットは、やっぱりちょっとダサいことですかね。
でも個人的には、これ、かなりいいんじゃないかな~と思っていますので、ぼくと同じような理由でアームバンドの購入を検討しているひとは、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。