昨日書いた記事は、表面的には
「iPhoneを探す」に助けられたよ、やっぱり便利だからみんな設定しておいたほうがいいよ!
という話ですが、それに関連して考えたことが、本記事のタイトルに書いたことです。
スマートフォン紛失時の情報管理責任が問われる時代がくるのではないか。的な。
スマートフォンを紛失した時っていうのは「自分の情報が漏れ出ちゃったら困るなー」とか、
「なくしている間、人と連絡が取れなくなって不便!」っていうことが頭に浮かびがち。
だけど、実はそれだけでなくて、
スマートフォンに入っている自分以外の誰かのデータも漏出しちゃうという危険性も
その瞬間に生まれているはず。わかりやすいものだと連絡先とか。
そういうところに着目すると、
将来的にはスマートフォンを使う場合は紛失時の対策をする義務みたいなものが出てきて、
それをしていない場合は責任を問われるというケースも出てくるんじゃないかなと。
便利な技術はそれを運用する側のリテラシーも求められる。
便利なものを使うってことは、それがうまく使えなかった場合の準備や対策が必要なもの。
いまは社会的に影響の大きな事案でもなければ表立って責任を問われるようなこともないし、
個人のスマートフォン紛失に対しても「気の毒だったねー」的な反応が主流だけど、
もしかしたらこれからはそれはちょっと変わっていくんじゃないかな。
そしてその流れというものは、今後もっと加速していくんじゃなかろーか、とも。
技術の進歩とそれを使用する側のリテラシーの話って結構普遍的なテーマだし、
実際、最近のドローンの法規制とかみていると、このへんの話に近いところなのかもね。
とか何とか思ったよって話。