去年の4月からDMMモバイルを使いはじめてもうすぐ一年。
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一年間使ってみての率直な感想を一言で言うなら「全体的な満足度は高く、欠点のない優秀なMVNO」というところ。
その一方で、ちょっと物足りないと感じるところもチラホラ。
もうすぐ一年が経つので、今日はそのあたりの事を書いていきたいと思っています。
DMMモバイルに乗り換えてはや一年。これまでの使用感をまとめるよ!
最近DMMモバイルの速度が遅い感じ。今年の4月いっぱいで解約手数料無しになるので、どっか別のMVNO試そうかな〜とおもっています。いまはLINEモバイルとかいいのかねぇ。
— 煮え湯 (@nieyu365) 2017年2月27日
ちょっと前に鳴り物入りで参入してきたDMMモバイル。
価格はどのプランも業界トップクラスに安いし、特にめちゃくちゃ速度が遅いってわけでもない(最近、昼どきとかはちょっと遅いかも)。
特に際立ってダメなところはありません。
だけど、これと言って「すごい!」というところがないような感じなんですよねー。
ただの優等生な感じになっちゃってる。
DMMモバイルの物足りないところ
一年くらいDMMモバイルを使ってみて感じた「物足りないところ」は主に以下のふたつ。
アプリのアップデートや各種SNSを対象としたカウントフリーがない
他のMVNOだと「twitterやFacebookの通信量はカウントしないよ!」というところがあります。
実際、スマホでよく見るのはtwitterとかFacebookとかInstagramとかのSNS。
これらの通信量がまるまるスルーされるというのはかなり助かります。
しかし残念ながら、DMMモバイルはいまのところそういう機能はないんですよね。
「カウントフリーとか面倒くさいのはやらない、そのかわり同じ水準のプランなら他社より毎月300円安くする!」とかならインパクトあるんだけどな……。どうですか。
ポイントの使いみちがない(そして光の速さで失効する)
もうひとつ「うーん」と思っているのが、ポイントの使いみちのなさ。
楽天モバイルなら楽天市場で購入時のポイントが+1%多く加算される。
LINEモバイルならLINEポイントがたまって、それでスタンプ買ったりLINE Payで使ったりできる。
それぞれ自分の経済圏があって、そのなかで他のサービスと相乗効果を持って連携できるようになっているんだけど、DMMモバイルはどうもそこが弱い感じがします。
あとはポイントの有効期限が短すぎるのもつらい。
毎月ポイントは入ってくるんだけど、基本的には取得してから1ヶ月、長くて半年とかで古いものから順に失効していってしまうので全然たまらない。
せめて有効期限が「最後に加算されてから1年間」とかみたいになればいいんだけど……。
そうなれば、DMMモバイルを使っているうちに知らず知らずのうちにけっこうポイントが溜まってくる。
その結果、「せっかくたまったポイントがもったいないからまだDMMモバイルを使い続けよう」と言う人もたくさん出てくるはず。
大きな欠点がないMVNOなので、そういう消極的理由でも十分に引き止め効果はあると思いますが、どうでしょうかね〜。
まとめ:優等生だけど……もっと尖ってほしい。
DMMモバイルは登場当時はセンセーショナルでしたが、いまはよくもわるくも「優等生」。
丸くなりすぎちゃって他との差別化ができていないような感じがするなー。
いまはひととおりMVNOが出揃ってきて、各社のサービス内容も収束してきた状態。
同じようなMVNOで溢れている感じなので、DMMモバイルにはもっと特徴を出していってもらって、とんがりまくった存在になってほしいな~と思います。
一年使ってきたMVNOなのでかなり応援したい気持ちはあります。
とは言いつつも、5月1日には一年経過して解約手数料の9,000円がかからずに他に移れるようになるので、いろいろ試してみるのもおもしろいかなーと思っています。
MVNOへの移行やMVNO間の乗り換え、MNPを考えている方は参考にしてください!